今日は私の人生を変えたと言っても過言ではない
名著との出会いをちょこっと回想風に綴ろうと思います
それは大学四年の春
桜はとうに散り就活という荒波に揉まれ
慌ただしく日常が過ぎ去っている時でした
第一志望の最終面接を終え電車に揺られ自宅へ向かっていました
張り詰めていた緊張が一気に溶けたのか
ずーーーーっと無気力に電車の広告を眺めていました
その時に掲載されていたのがこの本と私の出会い
死ぬ瞬間の5つの後悔
Bronnie Ware著
それは介護士の著者が死を目前としたご老人の最後に何度も立ち会い
数々のやり残したことについて聞いたものを綴ったものでした
学生の身分で社会の社の字も知らずに生きてきた人間が
死ぬ時に後悔しないように生きようと
果たして考えられるでしょうか
中には長い目で見極めている人もいるかもしれません
しかし私は
自分が本当にしたいことは何か
その時、初めてそれに向き合うことになりました
この本の中で、5つの後悔とは
・自分に正直な人生を生きればよかった
・働きすぎなければよかった
・思い切って自分の気持ちを伝えればよかった
・友人と連絡を取り続ければよかった
・幸せをあきらめなければよかった
人生で後悔しない生き方
真剣に考えても全く見えてきません
人生という枠が大きすぎて想像を曖昧なものにしてしまいます
話は変わりますが
スティーブ・ジョブズの言葉にこういうものがあります
「明日死ぬとしたら、今日自分はどう生きるか。それを毎日考える」
スタンフォード大学で行なった伝説のスピーチの時の言葉で
素晴らしいので動画貼っときます
今日後悔していない生き方ができたか
これなら私も考えられそうな命題だと思いました
今日後悔しない生き方を一生続けていけば
悔いを残さなかったと言えるのではないか
そして今に至り
本当にやりたいことはまだ見つかっていません
ただ多くの知識や多くの意見に触れるたび
少しずつやりたいことの全体像が見えてきたような気がします
後悔をしないための生き方を歩むために何をすればいいか
今私はそこにいます
後悔先に立たず
どんなに頑張っても悔いなくというのは不可能でしょう
だって何かをなしたら次の目標ができて、それに終わりはない
なら最後に最高の人生だったと笑って死ねるような
そんな人生にしたい
これに気づくのは早ければ早いほどいい
始めるのに年齢は関係ない だってその時始めるのが人生で一番早いタイミングだから
ただ気づくのが早ければ早いほど
それは幸運だったと思います
将来なりたいものは?と
色々なタイミングで多くの人から聞かれました
頑なにそんなものはないと、就活を終えるまでろくに考えてこなかったことを
後悔しています
これが最後の悔いでありますように。
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