こんにちは、なぎです。
今日はAIの進捗状況をお伝えできればと思います。
AIは身近なテクノロジーにも使われ始めています。皆さんの知っているところで「ヘイSiri!」ですね。アレクサーでもいいです。最近だとYouTubeやグーグルの検索画面で出てくる広告などは、あなたの履歴からAIが推測して趣味嗜好に刺さるものを積極的に出してきています。今あなたが見ているTwitterも例外ではありませんよ。他人が推したいいねが流れてきたことはありませんか?おすすめユーザーが同じ趣味だったりしませんか?たまたまではないです。AIがあなたを分析して宣伝してきているんです。
今日こんな記事を読みました。「AI・ITを使い民事紛争解決へ、政府が検討会」離婚や交通事故などの民事紛争をAIやITを使って解決しようというものです。すでに欧米では導入事例があるそうです。今あなたは「AIに判決を下されるのは怖い、不安だ」と思いましたね?最初は大半の人がそう思うでしょう。でもきっと、この記事を最後まで読めば違った世界も見えてくるでしょう。
AIに不安を覚えるのは人間より劣った部分があると思っているからでしょう。「Siriは簡単な会話くらいしかできないし...」確かにその通りです。汎用AIはまだ。近年様々な分野でAIは人間を超えてきています。
1997年5月 チェス世界チャンピオン、ガルリカスパロフに三勝二敗一分で勝利
1997年8月 オセロ世界チャンピオン、村上健に六連勝で勝利
2016年6月 ドッグファイト(戦闘機の空中戦)において元空軍パイロットに勝利
2017年3月 世界最強と謳われるプロ囲碁棋士、柯潔に三戦 三勝で勝利
2017年5月 将棋界名人位の佐藤天彦名人に電王戦にて二戦二勝で勝利
2019年5月 キャプチャー・ザ・フラッグにてプロ集団に勝利
2019年6月 麻雀「天鳳」にて最高位10段へ昇格
2019年7月 テキサスホールデムポーカーで世界大会優勝経験のあるプロ相手に勝利
将棋や囲碁は完全情報ゲームといい、ポーカーや麻雀は不完全情報ゲームと言います。噛み砕いてざっくり言うと、前者は「運要素を含まないもの」後者は「運要素により心理戦などが展開されるもの」です。さらに技術や経験を要するドッグファイトやチームワークを要する複数人対戦ゲームでもAIはプロを打ち破っています。
詳しい人はわかると思いますがポーカーはマインドスポーツと呼ばれ駆け引きや心理戦を駆使したり、麻雀は不完全な情報が多くそこに運が絡むためAIには難しいとされてきました。
ゲーム以外でも頭角を現しています。
AI融資と言うのを知っていますか?AIが、あなたのカードやローンの支払い成績や趣味学歴性格などから総合的に借入限度額や貸付金利などの与信審査をするのです。実はすでに日本でも導入されている技術で、貸付の返済率を比べるとAIの方が金融のプロより正確だそうです。
投資の分野でもAI投資、ロボット投資と言うのが登場してきています。
以前記事で扱いましたが2045年にシンギュラリティという技術特異点を迎えるという説があります。AIがほとんどの分野で人間を超えると言います。
総合的判断能力を持ち人間より正しい判断ができる知能が下す判断に、冤罪や不正は起こりえるでしょうか?神のみぞ知るところですね。
もしかしたら司法だけでなく行政や立法、身近の様々なものがAIに取って代わっているかもしれませんね。ますますネット依存症に陥ってそうです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今後も未来の妄想や時事ネタを取り上げて綴っていこうと思います。
また次の記事でお会いしましょう。
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