こんにちは、なぎです。
今回はちょっと堅苦しいお話です。だいたい7分くらいで読めます。
最近、高齢者も働ける環境作りに力を入れる動きを見かけるのでちょっと考えたことを書こうと思います。関連性のある言葉をあげると「年金2000万円問題」「人生100年問題」などがありますね。今回のお話は主に後者のキーワードがポイントになってきます。
まず年金について。多くの国では年金は退職後10年ほど生きるという想定で制度設計されています。制定当初は世界的に平均寿命もさほど高くなく70歳まで生きればおめでたかったのでしょうが、技術や医療の発達でどんどん寿命は伸びています。
特に日本は2019.9.16に総務省から発表されたデータによると、65際以上の人口が前年比32万増え3588万人になったそうです。日本の28.4%、4人に一人は高齢者という現状は他の追随を許さない世界一の高齢化社会にまでなっています。
政府ではすでに100年時代構想会議という組織も組まれ対策を講じています。それに関連して9月下旬に「70まで働ける環境整備」に動き出したということを聞きました。つい2004年に高年齢者雇用安定法により65歳まで働く社会になったばかりなので、このペースで行くと30年後には75歳まで働くのが当たり前の社会になってそうで怖いですね。
しかし実際問題、今20.30代の世代は65歳定年を見据えた80歳寿命の人生設計をしてしまうと危ないかもしれません。しかしいくら周りがそういう世界になっても、私はおじいさんになっても仕事に縛られ働き続けるのは嫌です。若干20半ばにして既に老後の楽しみをいくつか考えているくらいには第二の人生を待ち遠しにしています。
そこで同じく今巷で叫ばれているのが働き方改革ですね。働きすぎな日本人が多いので「定時をしっかり守る」「月の残業時間を減らす」ことで効率を求めて時間をうまく使いましょうという意味合いが強いですが。しかし私はもっと大きく働き方を改革していくべきだろうと思います。というより、AIの台頭と高齢化で必然と働き方に大きな変革が来るとは思っています。
大きな働き方の改革とはどういうものか。キーワードは適材適所、多様性、兼業です。
- 適材適所...AIは現在様々な分野で人間の領域を超えてきています。いずれ多くの作業をAIができるようになり「仕事を奪われる」とも言われていますが、AIでできる分野はAIに任せて今まで手が回らなかったことや他のところに注力できます。しかもどの業界を除いても「人手不足だ」やら「残業が..」といっているのでむしろ早く実用化した方がいいかもしれませんね。
- 多様性...インターネットや技術の進化で今までできなかったこともできるようになってます。個人でも発信力を持つようになり、人が集まれば経済が動きます。世界中の人との個人間のアクセスの壁はどんどんなくなり自由度が増すことで、また技術が上がることで今までになかった全く新しい仕事やビジネスチャンス生まれます。AIにで奪われる仕事より新しく湧いてくるビジネスのが多いでしょう。
- 兼業...副業が社会的に認知され容認されつつあります。政府も副業を促進させようと動いており、一つの仕事にとらわれない多角的な働き方ができるようになるでしょう。ランサーズによると2016年〜2018年の2年間で副業フリーランス人口は約100万人増え750万人近くいるようです。
企業側も広告を打つ際に代理店に委託するだけでなく、SNSで発信したりSNS配信者のスポンサーになったり、個人への委託をしたりと多様性を極めてきています。社会的な構造自体が変革しつつある中、従来の働き方は果たして今後30年40年続くでしょうか。
長い目で見て自分の頭でどうするのが一番いいか、みなさんが考えるきっかけになればと思います。なおすべて私の妄想であることだけは踏まえていただいてよろしくお願いいたします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回は固い内容だったので次は面白おかしいテーマでいきたいです。
ではまた次の記事でお会いしましょう。
0コメント